ご主人様は俺様サマ




「愛莉亜からキスしてくれたらいいよ♪」


俺がニコッとそう言うと

愛莉亜の顔はドレスと裏腹に真っ赤になった。


「そ、そんなことしてまで聞かなくてもいいもん!」


愛莉亜はそう言ってそっぽをむく。


やっぱかわいいな。


こういうところが。


俺はフッと笑い、


「愛莉亜。」


「何よ。」


振り向いた愛莉亜にキスをし、


「似合ってるよ。」


と、耳元で囁いた。



その時の愛莉亜はさっきよりも真っ赤だった。