「……。」 斉のパートナーは俯き黙っていた。 「黙ってんな… 聞いたことに答えろよ…!」 「ごめん…なさい… 体育館の…」 「おっとそこまで。 あとは自分で頑張って探したら?健くん」 あともう少しでしゃべるところを斉が口を塞ぎ阻止した。 俺は舌打ちだけを残し、体育館の方へ走った。