「待て、おまえについてる髪の毛… 愛莉亜のだろ!!」 「…ッ!! ちっ違います! 愛莉亜ちゃんの髪の毛じゃありませんわ。」 「しらばっくれんな… 何でこんなに黒髪のおまえに茶色い髪の毛がたくさんついてんだよ?」 「そっそれは…」 「愛莉亜は何処だ?」 俺は怒りで、 敬語を使って猫を被れるような状態じゃなかった。