「お待たせ!」 愛莉亜は俺の向かいに座り、 「食べよ?」 と言い、手を合わせている。 俺はそれにつられ手を合わせる。 「いただきます!」 「…いただきます。」 普段『いただきます』なんて言わない。 けどなんか言わないと申し訳ないかなって。