愛莉亜は買い物が終わった様で、レジに向かっていた。 「――――円になります。」 「カードで。」 財布を出そうとする愛莉亜を制して俺はカードをだす。 俺はたいてい買い物はカードですましている。 「ありがとうございました。」 「行くぞ、愛莉亜。」 俺は何気なく重そうな袋を取り歩きだす。