「あぁ、分かってる。
 大丈夫、何とかやっていくさ。
 悠里も、・・・・・・アイツ、本当に可愛いんだよな。
 無自覚すぎて、喰っちまいたい意識を奪われるぐらいだもん。
 まぁ、・・・たぶん、まだ、一日目だし大丈夫だと思う。
 それじゃあ、また連絡するから。
 じゃあな。」


そう言って、俺は、レシーバーのスイッチを切った。
再び、室内に、重苦しい沈黙が降りてきた。
俺は、ふぅ、と息をつき、思案に耽る。









































この通信を聞かれていた事を知るのは、もう少し、
先のお話。