皆が一通り食事を終えた所で、雨宮先輩が口を開いた。












「ねぇ、今日は、久しぶりに、皆で一緒にお風呂入らない?
 新入り君もいる事だし、歓迎の意味も込めてさ。」



「お、そういえば、皆で入るのは、久しぶりだな。
 新入りには、意地でも背中なんて流させねえ。」



「そうだね、久しぶりに良いかもしれない。」



「藍斗の背中、流してあげるよ。」



「流してくれなくても、一向に構いませんよ。
 寧ろ、流さないでください。」



「それじゃ、決まりですね。」







上から、雨宮先輩、郁斗先輩、夏川先輩、雅先輩、俺、凪の順だ。
そんなわけで、俺達は、ぞろぞろと、脱衣所へと向かった。