Secret Prince

「……ありがとう。」


俺は、たった一言だけ返した。
いや、それだけしか返せなかった。
そして、俺は、凪の放った次の一言に、思わず自分の耳を疑った。


























「はぁ、……今夜、覚悟しといてね。」


これは、どうやら、本当に覚悟しておかなければならないのかもしれない。
主に、……俺の貞操のために。