Secret Prince

「あのね、・・・・・・・・俺はね、
 あんたが隠してばっかりいるから、
 それが心配なんだよ。
 いつも一人で背負い込んで、そうすれば、
 誰にも迷惑をかけないとか、そんな事、考えてるんでしょ?」




俺が、何も返事を返せずにいると、
凪は、その先を続けた。




























「だったら、それは勘違い。
 あんたが時折見せる辛そうな表情が、
 どんなに皆に心配かけてるか分かってる?
 そういう事するくらいなら、寧ろ、全部晒け出してくれたら
 良いのにな、って言ってるの。
 それとも、そんなに俺達の事、・・・・・・・俺の事、信じられない?」






「・・・・・・・・・・っ!」





























凪の言葉の一つ一つが、俺の心の深い所まで響いてくる。
優しいのか、怒ってるのか、意地悪なのか、素直なのか、
よく分からない。
でも、心配してくれてるのは分かる。
素直になってほしい、って事も分かる。
それでも、今の俺には、それを受け入れられる自信がない。
凪の優しさを、受け入れる資格があるのか分からない。