Secret Prince

「え、俺・・・・・・?」



「そうだよ。
 あの日から、藍斗はずっと変だった。
 事情を知ってそうな人に聞いてみたりもしたけど、
 上手くはぐらかされて、肝心の所が聞けなかった。
 あの人達は、たぶん藍斗の事を思って言ってる。
 それは、分かってる。
 だけど、一人で背負い込んでる藍斗を見ているのが、
 無性に辛かった。
 ・・・・・・・・そして、今も、少なからず、
 何かを引きずってる。
 ・・・・と、まぁ、あくまでも、俺の推測にすぎないけど、
 ・・・・・・・・・違う?」





























こいつが、今まで俺の事をそんな風に見てたなんて、
知らなかった。
自分の事で精一杯で、周りが見えていなかっただけかもしれない。
だけど、周りに心配をかけている自分が、
腹立たしくて、許せなかった。



























「何で、そんな自信満々なんだよ。
 ・・・・・・・図星だから、何も言わないけどさ。
 そっか、・・・・・そんなに心配かけてたのか・・・・。」