Secret Prince

「現場に着いたら、もう、仮面被りなよ?
 俺達は、人を魅せる仕事してるんだからさ。」



その声に、俺の頭は、一気に仕事モードに入った。

























「・・・・・・・・ふふ、そうね。
 まぁ、凪と撮影なんて予想外だったけれど、
 ・・・・・・・たまには良いんじゃない?」





「・・・・・・・いや、まぁ、女になりきれ、とまでは
 言ってないんだけど。」































実は、今日の撮影ってのは、
「大人気モデル愛里と、正体不明の謎の超美人声優NEOとの、夢の競演!」
というのがコンセプトらしく、そんなわけで、必然的に、
俺は、女としてその場に立っていた。