Secret Prince

「・・・・・・斗、・・・・・・藍斗・・・・・。」




耳元で、俺を呼ぶ声が聞こえる。
・・・・・・・・もう、着いたのか?
いや、こんな早いわけないよな。
・・・・・んー、・・・・・・・もう少しだけ・・・・・・。


























そう思っていたら、不意に、柔らかい何かが唇に当たった。
俺の唇に、生温かい感触を残して、フッと離れていった。
これは、・・・・・・・・誰かの唇?

































「・・・・・・・・・凪・・・・・・・・。」



意識が、一気に覚醒した気がした。