Secret Prince

そろそろ、絵も描き上がろうかという頃、
躊躇いがちにドアが開けられた。
何となくだけど、誰かは想像がつく。
それでも、気付かない振りを決め込んだ。
何せ、もうちょいで仕上がるからね。





























「女の、・・・・人・・・・・・・・・?」





静まり返った美術室内に、その人の声はやけに響いた。
振り返らなくても、驚いているのは分かる。

































僕の空間へようこそ、・・・・・・・藍斗。