~『四光』side~















「藍斗が目覚めた瞬間、俺、神が降臨したのかと
 思ったよ。」



「僕もです。
 まさか、・・・・・・・あんなにも変わるなんて
 正直予想外でした。」


「そうだね。
 おそらく、ビオラが何かしたんだろう。
 藍斗の心に、何か変化が起きたのは間違いないね。」


















「「それも、良い意味で、ね。」」







「・・・・・・・・・ですね。
 宝石の所持者でもないのに、魔力が格段に増幅した事も、
 そもそも、纏うオーラが別人のようになっていた事も。
 ・・・・・・・・・・やはり、ビオラは侮れない。
 つくづく、味方で良かったと思いますよ。
 僕は、あの人とは、絶対に敵対したくはないですよ。」






















「悠里も、何気に言う時は言うんだよね。」



「まぁ、藍斗には知られたくないから、
 彼がいなくなってから言ってるんだよね。」