Secret Prince

「やってやるよ。
 『漆黒の薔薇』の奪還と封印。」




今までとは違う、真剣な声色で、
俺は、はっきりと言い切った。
3人は、それぞれ安堵の表情と、コクリと
了承の合図をくれた。
もう、それだけで十分だから。
































「それじゃあ、旅の同行者は、革命の日までに
 選んでおいてね。」






そう言うのは、雨宮先輩。
同行者ってどういう事だ?
そんな俺の心情を察したのか、雅先輩は言った。















「藍斗には、『漆黒の薔薇』を奪還するために、過去へ
 旅立ってもらう。
 何故かって言うと、今は、闇の気が猛っているから
 危険なんだ。
 だから、藍斗には、3年前に旅立ってもらう事になる。
 そして、『虹の四光』は、『漆黒の薔薇』を探す道標としての
 役目だけじゃなくて、時を渡る能力も兼ね備えている。
 だけど、『漆黒の薔薇』は、一人では取り戻せない。
 どれほど強靭な精神力を持った者でも、最低2人は
 必要だから。
 この寮にいる奴らは、皆過程は違えど、精神力は強いはずだ。
 だから、俺達の中から選んでほしい。」












「ちなみに、『四光』以外でも、精神力の強い人なら
 誰でも大丈夫だから、藍斗の気の合う人を選べば良いよ。
 パートナーとの相性ってのもあるからねー。」




そう言うのは、悠里。