Secret Prince

ただ、男に惚れられる趣味はねえけどな。
うん、今更になるが、俺は、断じてホモでもゲイでも、
ついでに言うとバイでもねえ。
この学園が、そういう感じだから、読者様が誤解しているかも
しれないが、俺は、ノーマルだからな?

























「いやぁ、だってさ、駆け引きの時の沈黙は、
 物凄く快感に直結するんだが、ただ、こういうのは、
 ちょっとな・・・・・・・。
 つうか、寧ろ、職が職だから、仕方ないんじゃね?」




「まぁ、・・・・・・・そうかもしれないけどな。
 現役モデル、かつ歌手、そして、Appleの方で、
 色香は極限まで磨き上げてる。
 モデルだから、上手く魅せる術も知っている。
 そして、声もあれば、・・・・・・・・・あぁ、もう、
 これ以上口出しする気も失せてきたよ。」

































確かに、そうなんだよな。
今の俺は、歩く人間誘惑機能付きの人間だからな。
まぁ、この性質が、情報を探り出したりする時には
役立つから、これまた、複雑な面持ちなんだけどね。