「なぁ、悠、これ、どうなってるわけぇ?」



俺は、首をこてんと傾げて、目の前にいる悠に
問いかける。
























「・・・・・・・・・さぁな。
 お前、何かやったんじゃないのか?」



逆に、質問で返してくるとは。
何という強者、・・・・・・・・でもないか。

































「えー、俺、西院等先輩に呼び出されて、
 ちょっとイラッときたから、声で黙らせて、
 イかせただけなんだけど。」




途端、静まり返る食堂。
・・・・・・・・あー、言い忘れてたけど、俺は、
今、悠と一緒に、食堂に来ています。
それにしても、何だよ、この沈黙は。