えーと、今、俺は、3-S前へ来ています。
何故か、受験生のはずなのに、教室には誰もいない様子で。
呑気な人達だなぁと思いつつも、俺は、用件をこなす事に
しました。































「西院等、西院等、・・・・・・・・・・と。
 ん、ここだな。
 ・・・・・・出席番号13番、・・・・ねぇ。
 くっくっくっ、・・・・・これからやられる不吉な貴方には、
 最高のナンバーだね・・・・・・・。」

































本人がどんな人間かは知らないけど、少なからず、
怯え腰を抜かすような妖絶な口調で、俺は、誰もいない教室で
呟く。