「そう。それじゃあ・・・・・・・。」








凪がポツリと呟いた。
そして、真っ直ぐに視線を向け、俺を捉える。
大体、距離は、70m強くらいか。
俺も、その視線に答えるように、両者、無言で
暫く見つめ合う。

































「第2ラウンド、行きますか。」






そう言った俺の声に続いて。






















「ふふ、・・・・・・・・・・・だね。」



凪が呟いたと同時、一瞬、ふわっと風が来たと思ったら、
間合いを詰められていた。