俺達は、部屋の窓から飛び降り、綺麗に着地を決める。
いや、俺は慣れてるから当然なんだけど、凪も、
いとも簡単にこなしてるから、当たり前なのかと
思ってしまいそうで焦った。
それから、学園の敷地内は敷地内だが、寮からは離れた
森の方へと歩いて行く。
いや、正確に言うと、凪が歩いているから、
それについていく感じか。






























間もなく、凪は、森の真ん中辺りで立ち止まった。
学園内に森があるとか、どんだけだよと思うかもしれないが、
この学園に常識を求める事が間違ってると思うんだ。































「ここで良い?」




「あぁ、構わない。」




「準備体操でもしたい?」




「いや、別になくても問題ない。」