その後は、寮に戻って、食事を取って、お風呂に入って、
せめてもの救いが、いつも通り、だった事だ。
これ以上、今の俺に刺激を与えられたら、正直、
発狂でもしてしまうかもしれない。




























そして、現在、深夜1時。
俺は、とある人物を待っている。

































音も立てずに、ドアが開かれた。
そして、足音も立てずに、俺の部屋に滑り込んでくる。





「お待たせ。
 今、大丈夫?」



「・・・・・・・・あぁ、たぶん大丈夫だ。
 場所はどこでも良いから、任せる。」






これまでの流れが衝撃的すぎて、もしかすると忘れているかも
しれないが、今宵はお祭りの時間だ。
凪と喧嘩するっていう予定が入ってるからな。