Secret Prince

(本当世話かけてばっかりだな。良いのか?)




【うん、任せて? 藍斗は、信じて待ってくれたら良いんだよ。】




(そっか、んじゃ、入れ替わりますか。)






























俺は、その心の声を合図に、瞼を閉じたまま、
神経を集中させていく。



































ビオラの心の世界へ行く時にすれ違ったビオラが、
不敵に笑ったのが見えた。