羽織っている薄手のシャツの下から、
すうっと手を忍ばせる。
直に肌を撫でると、何となく安心してしまう。
何ていうか、・・・・・・・俺、人間の温もりに
飢えてんのかな?
脇腹を爪でなぞってやると、「んっ・・・・・。」と
擽ったそうに身じろぎした。
俺は、その反応に目を細め、指に引っかかった突起を
コロコロと転がしてやる。




























「んっ、・・・・・・・・・・ふぁ・・・・・・・・。」



そんな喘いでんのに、何で起きないんだよ。
俺は、思わず突っ込みたくなった。
だって、おかしいだろ、この状況は。
こいつはアレか、・・・・・・・・決まった時間にならないと
起きないとかいう、そういう奴なのか?





























俺は、煮えたぎる加虐心に負け、シャツをめくり上げると、
露わになった胸の突起に、そっと舌を這わせた。