そして、凪も、俺の背中に腕を回して、これは、
何というか、抱き合う体勢になっている。






























まぁ、・・・・・・・・たまには悪くないか。


























俺は、そっと凪の髪に指を通す。
そして、丁寧に梳いてやる。
・・・・・・・・・何故って、寝癖になってたから。
でも、一向に起きる気配がない。
今度は、頬に触れてみる。
そのまま、何度か撫でてやる。
案外触り心地が良かった事に驚いたが、これまた、
起きる気配がない。
・・・・・・・・・・こうなると、妙な悪戯心に
駆られてしまう。