~藍斗side~









「はぁ、やっと戻ってこれた。」




「はは、・・・・・・・お疲れ様。」






悠は苦笑気味だ。
俺がどんな感じだったのか容易に想像がつく、って
表情をしてる。






























「まぁ、詳しい事は、向こうに着いてからでも話すわ。
 とりあえず、今から、ダッシュで1階エアポート前に
 行くぞ。」



「ふふ、了解。
 実は、もう準備してたんだ。
 藍斗の分も、ほら。」





悠の手には、リュックサックが2つ。
オレンジのと、青いのと。
何か、荷物が色々と入ってるらしく、結構膨らんでいた。
・・・・・・・・・・・・準備が良い奴は、嫌いじゃないぜ?