~ビオラside~





俺は、総統の部屋を後にし、エレベーターに
乗り込む。
極度の緊張感から解放されたせいか、誰もいなかったのが
幸運だが、くたっとなり、へたり込んでしまった。
俺とした事が、・・・・・・・・・無様だな。




































俺は、内心自嘲しつつ、高ぶった神経を落ち着かせていく。
やはり、玩具なんかよりも、人間に与えられる快感の方が
愛しく感じてしまう。
しかも、初めてにして、とびっきり凄いのを貰ったからか、
この先、どんな強大な快感にも屈しない、妙な自信を
得たような気がした。



























そんな事を考えている間に、エレベーターのスイッチは、
5階を指した。