Secret Prince

「で、仕事の方だが、潜入調査・盗み・暗殺の中で、
 どれが良い?」




「はっ、俺の性格を考えれば、あんた、もう、想像ぐらい
 ついてんじゃねえの?」

























俺の本音は、藍斗が傷つくリスクのある事はしたくない。
だから、必然的に、最もリスクの高い暗殺は除外される。
盗みは、下手すれば、藍斗の過去を思い起こさせかねないから、
これは、まぁ、よほどの事がない限りは、行わない。
となると、残るは・・・・・・・・・・。


































「潜入調査、か・・・・・・・・・・。」




「分かってるんなら聞かなくても良いじゃん。
 用がそれだけなら、戻らせてもらうよ?」



「待て、お前は、まだ、Appleの洗礼を受けていない。
 それでは、他の仲間にも認められない事になる。」



「もう、俺、面倒なの嫌いだから、早くしてよ。」



「あぁ、上等だ。
 それなら、俺を満足させてみろ。
 簡単なGAMEだ、俺をイかせたらお前の勝ち、
 俺にイかされたらお前の負け。
 このGAMEで、大体のAppleでの立ち位置が決まってくる。
 年の差のハンデだ、大事な所には、お前だけが触れても良い。
 どうだ・・・・・・・・・・?」