(ちょ、ビオラ、今の雰囲気には合わないよ。)



【クスクス、だって、藍斗があまりにも緊張してるんだもん。】



(俺のためなのか・・・・・・・・。)




【まぁ、危なくなりそうだったら、すぐ声かけてね?】




(ビオラだったら、俺が言う前に出てきそうだけどな。)




【ふふ、よく分かってるじゃない。それじゃあ・・・・・。】




(あぁ、ありがとな、ビオラ。・・・・・じゃあな。)































何か、状況が状況だからか、ビオラとも意思の疎通が
しやすいな。
ビオラがやってる事は見えなくても、覚えてなくても、
こうして話してるだけでも不思議と落ち着いてくる。
さて、そろそろ、仕事も終わるかな・・・・・?
俺は、ゆっくりと瞼を開ける。