~藍斗side~










「ふふ、・・・・・・よろしくお願いしますね?」



俺に戻って、呆然としているメンバー達に語りかけてやると、
一人、また一人、と我に返り、そして。
えーと、アレは何というか、・・・・・・・ショーの始めと
終わりにするようなおじぎなんだけど、・・・・読者の皆様の
イメージにお任せします。
スッと、右手を高く上げ、左下へ向かって下ろすと同時に、
ペコリとおじぎすると・・・・。








































まばらな拍手が少しずつ湧き起こり、そして、やがて、
溢れんばかりの大喝采へと変わった。
小学校高学年くらいの奴から、明らかに成人に見える奴まで
色々といるけど、全員総立ちで、俺を歓迎してくれた。