「ん、どうした、・・・・・・・熱でもあるのか・・・?」



俺は、そう言いながら、ゆっくりと身体を起こし、
悠の額に手を伸ばす。
あれ、・・・・・・・・熱はないな、・・・・・・
何で、そんな茹でダコみたいな顔してるんだろ。
くくっ、・・・・・・・・・何か、面白いな。




























「・・・・・・・・・・・・っ、藍斗、何で、
 そんな、・・・・・・・可愛くなってんだよぉ!?」



必死に何かを訴えかける悠は、酷く滑稽で、
でも、見てて面白かった。



































・・・・・・・・・じゃなくて、今の言い草は、
一体どういう事だ?
何か、聞き捨てならないな。