(凄えな・・・・・・・・・・・。)
俺は、純粋にそう思った。
俺が総統の部屋に忍び込んだのは、はっきり言って
途中からだから、俺が来るまでのやり取りってのは
全く聞いてないんだが。
こんな威圧感というか、独特なオーラを纏う総統と
同等に話せる辺りが、かなり引いたが、でも、尊敬の念を
覚えた。
「正直、今日の歓迎会が終わったら、
お前は、悠とアメリカへ行くんだ。
向こうでは、そんな手厚いトレーニングとかが
出来ないから、今やってるまでだ。
戻ってきたら、すぐ仕事に取りかかってもらわないと
いけないからな。」
流石は、仕事主義の総統だ。
言い分は、正論で、筋が通ってる。
反論したいのはやまやまだが、あいにく、俺には
出来そうもない。
チラリと、横目でビオラの方を窺うと、
・・・・・・・・・・・・うわ、何か、アイツ、今、
舌打ちしたよ。
チッ、って、あからさまに聞こえてるって。
駄目だろう、これは。
「俺は、藍斗があんたに助けられたとはいえ、
その事に関しては、何とも思ってないんだ。
言うなれば、あんたと俺は、単なる仕事上の、
上司と部下の関係だ。
部下は、時に、力でもって、下剋上という原理で、
上司を蹴散らす、っていう話を知っているだろう?
あいにくだが、俺は、仕事なんかよりも、
藍斗の方が大事なんでね。
言っとくけど、俺の主人格を傷つけるような真似したら、
いくら平和主義な俺でも、容赦は出来ないよ?
・・・・・・・・・次やったら、串刺しにしてやるから。」
物凄い殺気のこもった瞳で、総統を威圧しながら、
ビオラは、そう言い切った。
俺は、純粋にそう思った。
俺が総統の部屋に忍び込んだのは、はっきり言って
途中からだから、俺が来るまでのやり取りってのは
全く聞いてないんだが。
こんな威圧感というか、独特なオーラを纏う総統と
同等に話せる辺りが、かなり引いたが、でも、尊敬の念を
覚えた。
「正直、今日の歓迎会が終わったら、
お前は、悠とアメリカへ行くんだ。
向こうでは、そんな手厚いトレーニングとかが
出来ないから、今やってるまでだ。
戻ってきたら、すぐ仕事に取りかかってもらわないと
いけないからな。」
流石は、仕事主義の総統だ。
言い分は、正論で、筋が通ってる。
反論したいのはやまやまだが、あいにく、俺には
出来そうもない。
チラリと、横目でビオラの方を窺うと、
・・・・・・・・・・・・うわ、何か、アイツ、今、
舌打ちしたよ。
チッ、って、あからさまに聞こえてるって。
駄目だろう、これは。
「俺は、藍斗があんたに助けられたとはいえ、
その事に関しては、何とも思ってないんだ。
言うなれば、あんたと俺は、単なる仕事上の、
上司と部下の関係だ。
部下は、時に、力でもって、下剋上という原理で、
上司を蹴散らす、っていう話を知っているだろう?
あいにくだが、俺は、仕事なんかよりも、
藍斗の方が大事なんでね。
言っとくけど、俺の主人格を傷つけるような真似したら、
いくら平和主義な俺でも、容赦は出来ないよ?
・・・・・・・・・次やったら、串刺しにしてやるから。」
物凄い殺気のこもった瞳で、総統を威圧しながら、
ビオラは、そう言い切った。


