どうでも良いけど、ビオラって大分俺様気質だよな。
俺は、そんな事を考えながら、ビオラの後を歩いた。
そして、俺達は、廊下の行き止まりまで辿り着いた。






























「確か、スイッチがあるんだったよね?
 藍斗の記憶を探った所によると。」




「ん、あぁ、そうだ。
 いつも大抵、行き止まり付近にスイッチが隠されてる。」





「ふうん。」












ビオラは、聞いてるのか聞いてないのか、分からないような
返事を返すと、不意に。