「これは・・・・・・・・・。」



「明らかに、手裏剣、だな。」










速すぎて見えなかったが、カランカランと、
音を立てて転がったそれは、銀色の手裏剣だった。



































「まぁ、手裏剣なら、まだマシな方だな。
 当たったら、一応痛いのは痛いけど、
 大した事ないし。
 それでも、なるべく避けるようにしろよ?」




悠が、俺の顔を覗き込みながら、念を押すように
言ってきた。
うん、明らかに危なそうだもんな。
よし、・・・・・・・頑張っていこう。