「こんな甘い罠じゃなくて、本格的な感じの所に行く、って、
 ・・・・・・・・言ってなかったか・・・・?」




悠は、低い声のまま、俺の腰をスルリと撫でながら、
甘く囁く。





























「それ、・・・・・・・・・・・駄目・・・・・っ・・・・。
 もう分かった、・・・・・・・・から・・・・・ぁ・・・・・・。」




俺が、荒い息を整えながら、何とか話していると、
躯の線をなぞられた。
全身に擽ったさが回り、俺の思考回路は、またショートして
いった。



































「思い出さなかったから、お仕置き。」


そう言うと、やっと、悠は撫でるのをやめ、
俺に悪戯っぽく微笑みかけてきた。