夢を見ていた。
出来れば、今すぐにでも醒めてほしい、悪いユメ。
何で、また、思い出すんだ。
あんたに、俺の夢の中までも踏みにじられたくはない。
しかも、土足で、俺の楽園を。
ラベンダーの花が咲き乱れる、霧深き場所。
俺の居場所であり、藍斗自身であり、藍斗のもう1つの
居場所。





































無理矢理されて、躯を隅々まで貪られて、
でも、「大好きだよ」って言われて。
嫌になるぐらい、毎晩囁かれて。
あんたが大好きなのは、俺じゃなくて、俺の躯じゃないの?
そう言ってやりたかった。
でも、唇も塞がれて、何も言えなくて。
あんたの教育係であり、玩具でもあったけど、
やっぱ、俺は、あの環境を離れても、あんたの事を
忘れられないよ。
















































絶対忘れてやらない。
嫌いすぎて、忘れる事なんて出来ない。
あんたなんて、・・・・・・・・・大っ嫌いだから。