「藍斗・・・・・・・・・・・・・?」



困惑したような声が聞こえた。
その声に、俺はハッと我に返った。

























「・・・・・・・んぁ、・・・・・・ぁ・・・・・・・。
 ん~、・・・・・・・ゴメン、寝ぼけてたみたいだ。
 どうした?」



寝ぼけてたんじゃなくて、完全に寝てました。
・・・悪いな、悠。



































「ん、いや、別に良いけど。
 今日は疲れただろ?
 もう少し、ここの事情説明とかしといた方が
 良いかなと思ったけど、やっぱ、今日は、寝るか。」




んっと伸びをして、わざと明るい口調で話す悠。
・・・・・・・・・・気遣ってくれてるんだな。