「よし、これぐらい出来れば、あとは慣れだ。
 頑張ったな、・・・・・・・藍斗。」



もう、凄まじい眠気に襲われて、半分瞼を閉じかけの
俺を労うように、優しい声色で語りかけてくれる。
その声すらも心地よく胸に響いてきて、そこから、
俺の意識はブラックアウトしたんだ。











































「・・・・・・・・ん・・・・・・・・・・・・・・?」


「気が付いたか?」




何だか、ひんやりとした風を肌に感じる。
だが、不思議と寒くはなくて、寧ろ、温かい。
今、俺は、どこにいる・・・・・・・?