「今は、『悠』だ。
 今の俺は、ミーシャの方じゃない。
 それに、迷惑だなんて、これっぽっちも、
 思ってないから。
 だから、・・・・・気にすんな・・・・・・?」



そう優しく語りかけられると、俺の瞳には、
ますます、涙が溢れてきて。
気付いたら、温かいミーシャ、・・・・いや、
悠の胸に縋りついて泣いてた。
頭をポンポンと軽く叩いてくれたり、それでも
泣き止まない俺の背中を、困ったように笑いながら、
優しい手つきで擦ってくれた。







































「・・・・・落ち着いたか?」



「うん、・・・・・・・・ありがと、悠・・・。」



「良かった。
 んじゃ、さっきの説明から続けるが、大丈夫か?
 大丈夫なら、・・・・No problem. って言え。」


























「No..........problem.」


「良い子だ。」




俺は、再び、悠に英語を教えてもらった。
そして、数時間後。