「とりあえず、挨拶程度は覚えておけよな。
 Good morning.<おはよう。>
 Hello.<こんにちは。>
 Good evening.<こんばんは。>
 Thank you.<ありがとう。>
 I'm sorry.<ごめんなさい。>
 You're welcome.<どういたしまして。>
 My name is... .<私の名前は、・・・。>
 I see.<分かりました。>
 Sure.<勿論。>
 ・・・と、まぁ、これぐらいは最低限だ。
 一気に言っちまったが、覚えたか?」



「えーと、・・・・・・。
 Good morning.
 Hello.
 Good evening.
 Thank you.
 I'm sorry.
 You're welcome.
 My name is Biora.
 I see.
 Sure.
 ・・・・これで合ってるか?」






俺は、恐る恐る、ミーシャが言った事を
復唱した。
そしたら、ミーシャは、驚いたような表情を見せ、
その後、目を細めて、笑った。






























「くくっ、・・・・・・・・上出来だ。
 だが、1個だけ間違ってるな。」


「え・・・・・・・・・・?」




俺が、不思議そうに首を傾げると、
ミーシャは、不敵に笑った。