俺は、ミーシャに手を引かれ、歩いていた。
前を歩くミーシャの背中を見ると、同じ背丈で、
同じ年なのに、どこか同じには見えなかった。
俺は、どうしたら良いのか分からなくなって、
立ち止まってしまった。





























「・・・・・・・どうした?」


ミーシャの透き通った声が、広い廊下に、
やけに響いた。