まぁ、元々、6歳の割に、頭は良かったし、
(※あの子の相手っていうのは、性行為だけじゃなくて、
  俺には、あの子を教育するっていう役目もあったから、
  一応、高校教育ぐらいまでの学問は、一通り、
  マスターしているから)
前の家の主従関係のおかげで、どんな反応をすれば
相手が喜ぶか、っていう事も分かっているし、
(※言葉遣いとかも、わきまえてるつもり)
そんなわけで、洞察力とかも6歳には見えないくらい
発達している、・・・・・・と思う。































「そうか、ありがとう。
 ならば、早速だが、お前に、名を与えよう。」



「名、・・・・・・・ですか?」



「あぁ、ここでは、本名は秘密主義だから、
 それぞれコードネームってのを持ってるんだ。
 俺が直々に決めてやった奴もいれば、
 本人の意思で決めた奴もいる。
 何にせよ、このグループでは、必要不可欠なんだよ。」



「そう、・・・・・・・なんですか。
 分かりました。
 僕には、到底良い名は思いつきそうもないので、
 総統が、・・・・お決めになってください。」