「あぁ、分かった。
 バレたからには仕方ないから話すが、とりあえず、服を着てくれ。
 ビオラが、その格好そそられる、って暴れるんだよ。」




そう言ってやると、凪は、自分の貞操が相当危なくなっている事に気付いたのか、
かなり慌てた様子で、一心不乱に服を着た。
流石にビオラだな、……効果覿面、ってやつか?


































「あー、……んじゃ、改めて。」


俺は、凪が完全に恰好を整えたのを確認して、一息つくと、話し始めた。
話すのは勿論、俺と、ビオラの事。