Secret Prince

で、チャイムと同時に、目覚める俺。
何て、タイミングが良いんだろう。
……同時に、押し寄せてくる野次馬共。




















何か、さっきのリプレイ見てるみたいなんだけど?
お前ら、珍しいものに集るのが好きなのか?
興味本位だってんなら、俺は、お前らに興味はない。
好奇心だけで踏み込もうとする奴なんて、大嫌いだ。
虫唾が走る、……本当に、どうにかしてほしい。






























「お前、凄えな。」


「あんな問題、よく解けたね。」


「あの先生、たまに意地悪してくるから、僕、苦手だったんだよね。」


「今日ので、ちょっとはマシになるかもしれねえ。」


「担任だからかもしれないけど、……このクラスには、風当たりキツイんだよね。」


「しかも、あのポーカーフェイス。
 思わず、見惚れちゃったよ。」


「てか、途中式なしで書ける方が凄くね!?」


「いやいや、やっぱ、一番凄かったのは、あの先生に向かって、
 あの微笑みと、ついでに、足も踏みつけてやった事だろ?
 俺、一番前の席だから、見えてたんだよな。」


































あー、俺が来るまでは、あの先生、相当、このクラスで権力握っていたんだな。
ふ、……その地位から引きずり堕としてやるのも、退屈しのぎくらいにはなりそうだな。
それにしても、……さっきと違って、このクラスの雰囲気、
……俺にとっての印象が、それほど悪くないように思える。
こんな戯れなら、……悪くないかもしれない。