ふぅ、っと一息ついて大輔の前に一枚の紙を広げた。 『なっ、何?』 『大輔の事、今でもあいしてる。』 『じゃあ、なんだよこれ』 『大輔さ、本当に愛する人みつけたんでしょ?!あたし、大輔の事あいしてるから、だから大輔運命の相手がみつかったんなら、あたし……。』 泣いちゃダメだ…… 『李奈、ちょっと待ってよ。意味がわかんない。』 笑顔で伝えないと、大輔がちゃんと切り替えできないじゃない。