「けど、どうして・・・・?」







「ウチのじいちゃんがいきなり幕末に行けって・・・それで・・・」








私はそう言って苦笑いする。








「そうですか・・・。不思議なことがあるんですね。ねぇ?恋さん、人間って死んだらどうなると思いますか?」








「えっ?・・・わかりません・・・」








私がそう言うと沖田さんはクスッと笑い口を開いた。







「人間には必ず還る場所があるんです。だから死んだら魂が身体から抜けてそこに還るんですよ。」







沖田さんはそう言うと私の頬に手を置き、







「土方さんの事・・・支えてあげてください・・・・。」