「・・・大丈夫だ。絶対にお前を置いて死んだりしねぇよ。」








「絶対だからね?」






「あぁ。」







土方さんはそう言うと私の体をぎゅっと抱き締めた。








ふわりと香る土方さんの匂い。








私はそれを一気に吸い込んで土方さんの胸から顔を上げて微笑んだ。









「それじゃあ行って来ます。」










「あぁ、頼んだぞ?」







「はい。」