ETERNAL LOVERS 「先生と私」 ―永遠の2人―

「…なんで、先生ひとりで行かないの?」

そう聞くと、先生はこう答えた。

「桜は、ひとりで見ると、なんか哀しくも感じるだろう?

ひとりでは見上げたくないんだよ……綺麗すぎるからな」

なんだか、いつになく先生の言葉がさびしげに聞こえた。

「…いいよ。だったら、いっしょにお花見してあげても」

私の答えに、先生はまたいつも通りの笑顔に戻って、

「そうか! じゃあ今度の日曜な!」

と、子どもみたいに喜んだ。