『ちょ、ちょっと!何で裸なのよ!?変態!!///』



背を向け目を両手で隠して言った。


仁「変態だぁ?別に上だけだし…」



『いーから!!何か着てっ!!目のやり場が困るっ!///』



背を向けてるためヤツには見えないが、カァァ、と顔を真っ赤にしてお願いした。



仁「お前、朝からうるせぇなぁ…」



クァ…っ、と人の気も知らないで両手を伸ばしアクビをしているヤツ。



あ"ー!!もうっ!!アタシにとっては慣れないんだって!!


もちろんお父さんがいないし、中学だって女子高だったせいか男の人の裸(上半身)を見る機会なんてなかったんだから!!


『じゃあ、着替えたら食堂に来てねっ!!』



そそくさと、ベッドから離れ部屋を出ようとすると…



―ガシっ!!―



『え?』



ドサっ。



ベッドに押し倒された。