あ"ー朝からハリセンって…


余計に馬鹿になっちゃうよ(泣)


ト「じゃ、私は食堂で坊っちゃんの朝食の準備するから。さっさと起こしなっ」



『え"っ!?一緒に入ってくれないんですか!?』


ト「だから、起こすのはアンタ。はよ行け」


『一緒にお願いしますよぉー』



ト「なに言っとんじゃ!!メイドの仕事は山ほどあるんじゃぞ!!今はGWで学校やすみなんじゃろ?しっかり指導してやるから覚悟し!今は、坊っちゃんを起こすことじゃ!」



『どーしてもですか?ι』



ト「しつこい!先輩に逆らうな!小娘がっ」


『う"ー…』



トキさんはそう言ってハリセンの素振りをバシバシ、と綺麗にキメながら去っていった。



『……。』



アタシは先輩の後ろ姿を見つめながら、こう思った。














若さの秘訣は、ハリセン…?




  ―NO.8 end―