―ダダダダっ!!


ドンっ!


ドテっ…!!―


「だ、大丈夫ですか?ι」


『あ…ι大丈夫デス』


見事に転んでしまった。



『もう30分も遅刻しちゃった…』


走りに走って只今の時刻は16時40分。


バイト入り時間16時。


カンペキに遅刻。



うぅー…入りづらいι

ここの店長は恐いんだよね…外見からしてプロレスラー並みの貫禄のある体格のせいか迫力があるしι


『このままじゃ、時間がたっちゃうだけ!!入ろう!!』



ガチャ…



『遅刻してスミマセンでしたァァ!!!!』

開けてすぐお辞儀をして謝った。


バイトA「あ!!ちぃちゃん!とうとう3回目の遅刻しちゃったねぇ」


バイトB「おっそろしい店長が向こうで待ってるぜ?」



『え"っ…』



今のお辞儀はなんだったのさ。